休憩しないで作業を続けるのは非効率です。たった10秒休むだけで作業が捗りますよ!

こんにちは。Watanabeです。

皆さんもついつい休憩しないでぶっ通しで作業してしまうことはありませんか?そういう私も休憩を取らずに作業してしまいます。むしろ休憩するぐらいならサッサと作業を終わらせて家に帰りたいと思っています。

しかし、休憩せずに作業をしていても作業効率が悪くなりむしろ時間がかかり早く帰れないこともしばしば…。

今回はものすごく短い時間でも休憩を取れば作業効率がものすごく上がる理由を解説いたします。



過去の研究から休憩と睡眠は効率を上げるのに欠かせない。

以前から研究等の発表で休憩と睡眠の重要性は何度も聞いてきたと思います。大学の研究発表では何かを学習した後に10分程度の休憩だけで学習の内容が脳みそに定着するそうです。

また、徹夜などで勉強をぶっ通しでやるよりも勉強の合間にを睡眠などの休憩を取り生活にメリハリをつけることにより学習能力が高くなるという研究結果も発表されています。途中で睡眠をとることによりいつもよりも少ない勉強量で効率的に吸収されるので、記憶が維持されるようです。それどころか、最新の研究ではなんと10秒という短い休憩時間でも学習そのものに匹敵する効果があることがわかりました。



短い休憩は学習の役割を果たす

休憩することが学習の代わりになるという実験結果があるそうです。本当?と疑問に思っているかもしれませんが本当です。アメリカで行われた実験ですが27人の被験者に「数字を10秒間タイピングした後に10秒間休憩を交互に延々と繰り返させ、被験者の脳波を調べたところ、なんとタイピング中よりも休憩中のほうが脳波の波の変化が激しく動いたようです。

そんなことがあるのかと思いましたが実験の結果で発表されていますので事実です。私を含む多くの人々が文字や数字をタイピングしている際に大きなトレーニングの成果が現れてタイピングもドンドン上達していると思っていましたが…。しかし、この実験では、トレーニングを10秒間継続することよりも10秒間休憩したほうが上達するということが証明されました。この実験結果から新たなスキルを習得しようとトレーニングに励んでいるときの休憩中にも脳みそが勝手に働いてくれているので理解度が増します。つまり休憩が練習そのものであります。



短い休憩を取り入れてスキル習得を加速させるコツ

先ほど紹介した研究結果によると、短い休憩中でも脳みそが働いてタイピングスキルが大幅に向上したのには理由がありまして脳の前頭ー頭頂ネットワーク(FPN)」「ベータ波の振動」が関連しているようです。FPNとは集中している状態を表しており、ベータ波は能動的で活発な思考や集中と関連付けられています。つまり何が言いたいのかと言いますと私たちが休憩しているあいだも脳みそは勝手に集中してくれており習得したいスキルを習得してくれているわけです。

研究で取り上げられていたのはタイピングという単純作業ですが、より複雑なスキルを習得する際にも短い休憩が必要かつ重要かはまだ解明されていません。しかし、少なくともタイピングなどの単純作業には効果がでたので、タイピングなどの単純作業を習得する際には次のように短い休憩時間をはさみながらスキルを習得してみてはいかがでしょうか。

練習→休憩→練習→休憩→練習→休憩

まだスキルが上達していない初期の段階で短時間の休憩を取ってスキルを習得しましょう。短時間の休息がもたらす効果は計り知れないので是非この記事を読んだらすぐ実践してみてください。

また、頑張りすぎはよくないですし効率も悪くなりますので目と脳を同時に休ませるよう長めの休憩も必ず取り入れてください。



まとめ

いかがでしたか

今回は休憩しないで作業を続けるのは非効率です。たった10秒休むだけで作業が捗りますよ!について解説いたしました。

今回説明したスキルの習得とは少し違いますが、私もブログ記事を書く際に短い休憩をこまめに取得するよう心がけています。ここまで書いたらちょっと休憩!みたいな感じちょくちょく休憩しています。

人間は考えるときは無意識に手を止めます。その手を止める作業を意図的に行うことにしています。方法は単純でここまで書いたら休憩の時にPCモニターから目を離すだけです。この際に深呼吸などをしてリフレッシュするのもいいですね。

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。

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